…と、いう訳で、第二話「パラソルは水で 濡れない」如何だったでしょうか？

そもそもこの作品は「タイトルの時点で既にトリックがネタバレしてしまう」話を描きたいと思って考えたものでありまして…。懸命な読者の方なら、その方向からトリックに気付かれたかも知れません。
…後編が公開されるまでの間、タイトルを「パラソルは」と「水で濡れない」の二つに、微妙に分けていたのには気付かれましたか？
もちろん、ひっかけです。

ちなみに当初の原稿（ネーム？）では、あの噴水が「ドーム型」噴水で有ることは、セリフの中に書いてありました。
…が、
その最初の原稿バージョンでは、あまりにあっさりトリックが見抜かれてしまったという過去があるため、オンライン版ではそのセリフを削除することにしたのです。
その結果…。ひょっとしたら、人によっては「アンフェアだ」と文句を言いたくなるような作品になってしまったかもしれません。ですが、事件に対し真の閃きを持つ方なら、きっと真相に辿り付けられるものだと、光野水人的には思っています。
…なんか偉そうだな…（汗）

更にもう一つ。「パラソル」は英語辞書などによると、「雨傘」ではなく「日傘」となっています。つまり、本来パラソルは雨除けの為の傘ではないのです。
しかし、傘に見立てた噴水の形状が、あまりにパラソルと呼ぶにふさわしかったため、あえてタイトルに付ける事にしたのです。誤記では有りません。
「アンブレラは水で濡れない」だと、語呂が悪かったとか…そういう訳ではないですよ？ｗ

そして次回作ですが…。
実は、まだ作品が描かれていませんｗ
これまで掲載してきた「都島燈理」は、過去に描いたお話の中から、初めての人にも読むことの出来る作品だけを選んで、若干の修正・改訂を加えて公開してきたのですが…。
残った作品は、読者の知らないキャラとかが大量に出てきていたり、あるいは皆さんにお見せできる作画状態ではなかったり…（汗）
とにかく、現状でお見せするのはベストではない、と光野水人的に判断した訳です。

まあ、そんなこんなで新作を描いて、修正したり、写植を打ったり…。
…結構、時間がかかるものと思います。
まあ、なんだかんだ言ってても、２週間くらいでアップされる可能性もあるのですがｗ
とにかく、気長にお待ちを、という事で…。
次回作で、お会い致しましょう♪


BY　光野水人




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