という訳で、番外短編「暗闇を透して光」なのです。

本編を最後に更新したのが今年の二月の事でしたから、実に約十ヶ月ぶりの「都島燈理」(番外編ですが)という事になりますね。
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いや、もう本当、楽しみにされていた方々(もし居ればですが)には申し訳ないです(汗)
せめて次回作までの繋ぎになればと思い、今回番外短編を描いてみた次第なのですが…、如何だったでしょうか?

さて、少々補足と言いますか、作品中のトリックについて解説を加えたいと思います。
あのように大量の水を熱して沸騰させる場合、如何にライターの火力が強かったとしても、通常は全体がある程度の温度に達さない限り決して沸騰は起こり得ないようです。
熱する事によって水の対流が起こり、一部が熱せられても全体に熱を逃がすようになっている為、全体が温まらない限りは沸騰の温度にまで達さないのがつまりその理由になります。
水にある程度の粘性があれば、熱がなかなか逃げずに全体の温度に大きなムラが出来て、比較的低い温度でも沸騰が起こる事はあるのですが…。
作品を内輪で確認してもらった時、その辺りに関して少々議論が起こりましたので一応解説を加えてみた次第です(^^;


さて、気になる人は気になるかもしれない「都島燈理」の今後の予定についてですが。
とりあえず投稿活動は今後も続けて行くつもりなのですが、そちらの方はページ数をある程度縮小させて、その分の余力を「都島燈理」本編の方に少しづつですが費やして行こうかと思っています。
このまま普通に投稿活動を続けていたら、次回はいつ「都島燈理」が描けるか分かりませんので、少なくとも、物語にきちんと一区切りだけはつけておこうと思うのです。
まあ、いずれにせよ来年以降の話になるとは思いますが…。

ではまた、機会がありましたら次回作でお会い致しましょう。


BY 光野水人
(この「あとがき」は、2005年12月2日、この作品が最初に更新された時に書かれた物です)




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